まなびぺでぃあ

自身の経験や学び、気付きなどで得られたあらゆる情報を発信

【経験談】社会不適合者が収入を安定させる方法

 
 
あなたは学生でしょうか?それとも社会人でしょうか?
 
どんな世代の方であれ
 
もし「生きづらさ」を感じた方はこの記事が参考になるかもしれません。
 
 

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いきなりですが私はADHD(注意欠陥・多動性障害)
 
という発達障害の診断を受けています。
 
そんな私は現在、妻子有りの37歳。
 
正社員として働いており
 
一般的な水準の給与を頂いています。
 
社会にうまくなじめず苦しんでいる方もいると思うので
 
同じように苦しみながらも今は結構幸せに生きている私の経験談が
 
何かのお役に立てればと思い書いていきます。
 
また、収入を安定させる方法についてもご紹介するので
 
最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
 
この記事はこんな人にオススメ
・社会不適合者、発達障害でもできる仕事はあるのかな?
・仕事が続かない…私は社会不適合者なのか?
・仕事で失敗ばかりどうすればいい?
・この先どうやって生きていけばいい?

 

※前置き

社会不適合者という概念は線引きが難しく一概には言えませんが
 
ここでは「社会生活に困難を感じている人」
 
という意味で書いていきます。
 
専門家ではありませんが経験者の話として読んでもらえたら幸いです。
 

【経験談】社会不適合者でもどうにかなった

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たぶん、「自分は社会不適合者だ…」と感じる場面は
 
圧倒的に仕事をする場面で感じると思います。
 
つまり飯を食うための仕事さえどうにかなれば生きていけると思います。
 
そして、今「自分にはできる仕事がないかもしれない」と
 
思っている方も間違いなくやれる仕事はあります。
 
論より証拠と言いますか。
 
同じ悩みを持つ方にとって経験談は何より
 
参考になると思いますので書いていきます。
 
長文ですので部分的に読んでもらっても結構です。
 

■子供の頃から傾向はあった

 
私の場合は注意欠陥が強く出ていて、
 
忘れ物、うっかりミス、やり忘れ、書き間違い、チェック漏れ
 
などが壊滅的でした。
 
小学生の頃は忘れ物が多すぎてもう一人の同じタイプの子と
 
2人でよく先生に注意されていました。
 
4、5年生の頃はよくいじめられて何度も母親と共に先生に相談
 
しに行っていた記憶があります。
 
中学は勉強は全くダメで唯一、社会だけは平均より
 
ちょっと上を取れていた感じでした。
 
この頃は仲良い友達も何人かいてよく遊んでいました。
 
高校では中学時代の友達が違う高校に行ってしまい
 
ほとんど友達がいない状況に。
 
勉強も特に数学が全くついていけず苦労しました。
 
ただ日常生活ではこれといって不便を感じる事は無かったと記憶しています。
 
その後、数学が苦手なのに機械系の大学に進学しました。
 
その理由は機械が好きだったので
 
漠然とその業界に行きたいという思いがあったからです。
 
ただ、先に書いた通り数学が苦手だったのでことごとく受験に落ちて
 
唯一受かった大学へ行きました。
 
大学生活では数人の友人に恵まれてサークルなどにも入り
 
それなりに楽しいキャンパスライフだったと思います。
 
アルバイトもいくつか経験しましたが
 
自分の仕事のできなさ加減に最初に気づいたのがこのタイミングだったと思います。
 
アルバイトの一つにガソリンスタンドで仕事をしていたことがあるのですが
 
・車の燃料キャップの閉め忘れ
・ディーゼル車にガソリンを間違えて入れて車が止まる
・クレジット決済で2回決済してしまう
 (そして気付かずお客さんはいずこへ…)
 
などたぶん挙げればキリがない程ミスしていました。
 
どのミスも他の人もやってしまう事なのですが
 
私の場合、その頻度が飛びぬけて多く目立つので
 
よく怒られていました。
 

■社会に出てから苦難の連続

 
決定的に自分が社会に適合できてないと感じたのは社会に出てから。
 
念願だった機械設計の仕事に就いたのですが
 
割とやる気はあったので、最初は「仕事に取り組む姿勢」
 
みたいなもので期待されていました。
 
が、実際に仕事をするようになると全くできないのです。
 
どう表現していいのかわからないくらい
 
「わからないことがわからない」という状態でした。
 

■発達障害と診断されてむしろ気持ちは楽になった

 

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結局新卒で入った会社を1年で退職し
 
かといってこのまま働かない訳にもいかないと思い
 
何も解決しないまま同じ業界の仕事に転職するのですが
 
当然、全く戦力にならず…
 
・段取りできない
・仕事のスケジュールわからない
・仕事で使うツールを使いこなせない
・書類がミスだらけ
・メールの内容が的外れ
 
周りの上司がとても良い方だったのと
 
機械が好きだったので毎日吐きそうになりながらも3年程務めましたが
 
あえなく退社。
 
この時は完全にうつ状態になり何をするのも辛い状態でした。
 
全く現状を改善できる方法が見つからず
 
・仕事ができない
・仕事が続かない
・ミスだらけ
 
といったキーワードをネットで検索しまくっていました。
 
するとあるときADHD(注意欠陥・多動性障害)の記述を見つけました。
 
そこから自己診断テストのようなものを受けた所
 
注意欠陥でほぼ全てが該当しました。
 
この瞬間、落胆というより一つの道ができたように感じました。
 
今までは、原因が何かわからずただやみくもに戦い
 
雲を掴むために必死にもがいている感じでしたが
 
その原因を突き止めた!
 
という感覚だったのを今でもはっきり覚えています。
 
公共の発達障害支援センターや専門の病院を
 
片っ端からあたりネットで鬼のように情報収集しました。
 
そして病院から正式にADHDの診断結果を受け
 
障害者手帳を受け取りました。
(現在は失効したまま更新していません)
 

■自己分析と挑戦の日々

 
この時、既に転職3社目で働いていたのですが
 
こちらは製造業の現場職でした。
 
この職種を選んだのは
 
設計職は臨機応変な対応が多く向いていないのかもしれない。
 
ある程度体系化された仕事の方が
 
適正が合うかもしれないと考えたからでした。
 
が、この職場はそもそも職場の上司がかなりイヤミな人で
 
私の前にも何人も辞めていっているような環境でした。
 
結果、元々精神的にギリギリな状態だったので
 
1年でギブアップしました。
 
ちなみにこの時は妻と結婚してまだ一年という状態でした。
 
本当について来てくれた事に感謝しかありません。
 
この直後、試しに飛び込み営業をやってみたのですが
 
全く成約が取れずわずか3か月で断念しました。
 
上の1年で辞めた前の会社では職場の問題が大きく
 
自分の適性云々は判断できなかったので
 
もう一度、別の製造現場の仕事へ就きました。
 
最初の滑り出しは悪くなく順調に仕事を覚えていっている
 
かに思えたのですが。
 
1年を過ぎた辺りからミスが目立つようになり
 
自分なりに工夫はするのですがミスは一向に治らず
 
そして勤続2年程になろうかという時
 
自分の障害について洗いざらいお話しました。
 
上司の方はとても理解のある方で
 
障害者枠での働き場所など色々と模索してくれていたのですが、
 
会社としての判断で結果は解雇。
 
実はこの時、妻のお腹の中にはもうすぐ出産間近のbabyがいました。
 
幸いな事に退職までの数か月間は
 
「自由に転職活動していいよ」と言って頂き
 
不幸中の幸いでゆっくり自分を見つめ直す時間をつくることができました。
 
そして、今までの自分のつまづきポイントを考えました。
 
そこで、現時点で少なくともわかる事は、
 
・機械関係の仕事がまたしたいと心でくすぶり続けている
・単調な作業は向いていない(単調かつ正確な作業ができない)
・営業スキルは皆無
・興味のないことだと覚えるのが超絶遅い
・自分なりに工夫してきて少しずつ改善はしている
・仕事の段取りや優先はうまくなってきた
・相手のことを考えて行動できるようになってきた。
・長年仕事で悩みすぎて分析クセがついている
 
こういったことでした。
 
たぶん書き出せばまだまだたくさん出てきますが
 
とにかく考えまくりました。
 
そして出した結論は
 
「やりたい仕事をしよう」
 
でした。
 
「ここまで考えてそれか!?」
 
と思う方もいるかもしれませんが自分の脳みそではここが限界でした。
 
 

結論を導き出したロジック

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私がこのロジックを導き出した手順は
 
①少なくとも試しに挑戦した現場仕事や営業の仕事は
 自分の適性的に無理だと思った。
 
②新卒で入った会社と2社目の会社でつまづいた
「わからないことがわからない」状態は今は脱している。
 
③②の仕事は年間休日、福利厚生、職場環境、人間関係
 には恵まれていていわゆるホワイトカラーの職場だった。
 よって自身の休息も取りやすい。
 
④②の仕事は自分が本当にやりたい仕事で
 やりたい仕事なら割と仕事覚えが早いと思う。
 
⑤成長した今の自分なら②の仕事に再挑戦する価値はありそう。
 そもそもまたやってみたい!
 
という考えで出した結論でした。
 
完全に大丈夫とは言えない答えでしたが
 
かなりの時間をかけて出した答えでしたし
 
7割くらいは的を得ているんじゃないかと思ったので
 
まずはやってみようと心を新たにしました。
 

現在は充実した毎日です

 

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上の結論通り、機械関係の仕事に再び挑戦した私は現在、
 
冒頭に書いた通り割と幸せに過ごしています。
 
予想した通り、仕事の段取りなど基礎的な素養は身についていて
(たぶん、健常者の何十倍も時間は掛かっていますが…)
 
仕事も好きなことだったので覚えも割と早く、
 
基本的な仕事は難なくこなせるようになっていました。
 
こうしてゆっくり考える時間を取れる事も
 
今こうしてブログを書ける事も
 
あの時に考え抜いて結論を導き出したからこそ得られた結果だと考えています。
 
これが私の辿ってきた道です。
 

現代は多様な働き方がある

 

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ドラマなどではここでハッピーエンドですが。
 
人生は続いていきます。
 
もちろん今の状態が未来永劫続くとは考えておらず
 
いつまた環境が変わっても対応できるように日々考えています。
 
現在はブログと投資をしていて、他にもやってみたいことがたくさんあります。
 
正直に言えば、私も成果はまだまだですが徐々に収益の柱にしていく計画です。
 
最近では個人でもすぐに低コストで始められるような
 
ビジネスモデルが次々と生まれていて
 
社会環境も変化し副業解禁やリモートワークなども増えてきたことで、
 
私たちのような日本の社会に馴染めない人間にとっては
 
より有利な環境になってきていると考えます。
 
私は元来、趣味や興味が多くて
 
心理学、脳科学
トレンド情報
経済
投資
最新技術
便利商品
便利ツール
歴史
 
などの情報を日常で漁っているので
 
このブログではわかったことをどんどん書いて
 
ご紹介したいと思っています。
(ちょっと宣伝です(^^;))
 

社会不適合を感じるなら自分で稼げる方法を探すべき

 

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もちろん、自分の適性を見極めて転職をすることで
 
「天職」を見つけられる可能性はありますが。
 
私のように精神がズタボロになるまでいってしまうと
 
後々に尾を引きますし何より健康に良くありません。
 
それにこのように仕事を見つけるのは確率論になってくるので
 
ギャンブルに近いものがあります。
 
これまでの経験で最良と思うのは
 
「いくつかの収入源を確保する」ことです。
 
要するに「副業」で別の収益源を立てるということですね。
 
例えば、
・アフィリエイト
・スキル販売
・プログラミング
・WEBライティング
・投資
 
などです。
 
スキル販売についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
 

副業をやるべき理由

 

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副業をやるべき理由は…
 
・いつ本業がダメになっても完全に収入が途絶えるリスクを回避できる
・本業への依存率が下がるのでより軽やかに仕事ができる。
・副業での収入があれば心が安定する
・自分で稼げたという自信になる
 
といったことです。
 
考えれば、本業に収入が依存すれば
 
逆に本業でのスキルアップの妨げになる可能性だってあります
 
・あの人の機嫌は損ねないように
・失敗はしたくないからあえて挑戦しない
 
例えばこんな考えに陥る可能性だってあります。
 

まずは最低限の食い扶持を確保する

 
副業をするには2つ条件があると思っています。
 
・最低限の収入を確保する
・本業は7割くらいのエネルギーでできる仕事にする
 
順番に解説します。
 

■最低限の収入を確保する

 
独身の方は一時的に無職になっても最悪問題無いかもしれませんが
 
私のように養う家族がいる場合などはまずは食っていける仕事を探しましょう。
 
本当にキツイなら別にアルバイトでも良いと思います。
 

■本業は7割くらいのエネルギーでできる仕事にする

 
本業となる仕事はある程度手を抜いてもこなせる仕事にしましょう。
 
本業が激務で鬼残業という仕事に入ってしまえば
 
そこから副業に割けるエネルギーや時間は皆無になってしまいます。
 
こうなってはそもそも副業を始められなくなるので
 
イージーモードでできる仕事を探しましょう。
 

時には逃げるのもアリ

 

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本当に辛くてどうしようもなければ逃げるのもアリです。
 
私は変に我慢強い部分もあるので心が壊れるまでその職場に留まってしまった
 
こともありました。
 
これ、本当に健康にも良くないし、自分の人格にも影響を与えるので
 
やめた方が良いです。
 

最後に決めるのは自分です

 

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今は副業やノマドワーカーの情報があふれています。
 
中には悪どい商売もあります。
 
そこは自分が信用できるものを覗いてみるのがいいと思いますが
 
一つ個人的にオススメな見分け方があって、
 
「その教材やコンテンツは誰かを幸せにするか?」
 
という視点で見れば良いと思います。
 
完全に個人的な見解になりますが
 
稼ぎ続けている人は相手に無償のgiveを圧倒的にしています。
 
例えば、前ZOZOの社長である前澤さんは
 
自分のお金を台風で被害が大きかった千葉に寄付したり、
 
本当にお金を必要とする人へお金をプレゼントして
 
その後にその人達がどう変わるかを見届ける実証実験を始めています。
 

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そんな方の話ならぜひ聞いてみて良いんじゃないかなと思います。
 
中には有料商材に100万円つぎ込んだけど
 
「今は月収100万だぜ!」みたいな人もいますが、
 
無料のコンテンツで十分有用な情報があふれているので
 
最初のスタートでは無料のもので必要十分と思います。
 
逆にある程度色々わかってきて自分で収益を出せるようになったら
 
次のステップとして有料商材を買うのは有りだと思います。
 
以下は先日私のツイートですが
 

 
答えは自分の頭で考え抜いて導き出さないと本質的な答えは出ません。
 
私も悩んでいた時、あらゆる人からアドバイスを求めましたが
 
何一つとして適格な答えは返ってきませんでした。
 
その理由は今だからわかるのですが、
 
・他人事であること
・自分にしかわからない感覚や情報があること
・百人百通りの展開がありそれぞれの人に合う方法は違う
 
これだと思います。
 
 
最後に先行者達の言葉をご紹介します。
 
心に少しでも火が灯ればと思います。
 
 
自分の頭で考える、調べてみる、やってみる。
これを忘れないでください。
                与沢 翼 投資家
 
ひたすら目的に向かってそればかり考え続けていれば
いつか花咲く時がくる。その気持ちを持続することが大切です。
                山内 溥 任天堂 三代目社長
 
 
最後までお読み頂きありがとうございました。